うー  oo

“英語もずいぶん変わったなぁ。例えば・・・” “「1400年ごろ、moonムーンは「モーン」と呼ばれていた」「えっ」” “「昔はローマ字みたいに読んでたんだね。」「1500年ごろ「おー」は「うー」に変わったんだよ。」”
英語の音も、時代とともに変わってるんですね。特に1350年から1700年の間に英語の母音が大きく変化したのですが、それはGreat Vowel Shiftと呼ばれています。Wikipedia ではどんな風に発音が変わったか、クリックして聞いてみることができますよ。
oo が「おー」から「うー」になったように、他の母音、たとえば u も「う」から「あ」に変わったんだ。
じゃあ、もともとはローマ字みたいによんでたんだね!
漢字だって、日本に入ってきた時代によっていろんな読み方するでしょ。英語もスペリングが確定した後に、音だけ変わったということなのです。
言葉って、地域ごとにだんだんなまっていくんだよ。日本語だって「いいじゃん」が「ええやん」になったりするでしょ。
そっか〜。
“room”
room
へや
“school”
school
がっこう
“pool”
pool
プール
“zoo”
zoo
どうぶつえん
“tooth”
tooth
“root”
root
ねっこ
“balloon”
balloon
ふうせん
“moon”
moon
つき
“noodle”
noodle
めん

スーパーファジーな解説

  • あぅ ou」のところでも言いましたが、ou を「うー」と読むこともあります。 ► you ► soup ► group ► woundなど。
  • なぜか ui で「うー」と読むこともあります。これも実際の言葉を見て覚えたほうがラク。
    ► fruit ► juice ► cruise ► bruise など。

    例外ばっかりと思うかもしれませんが、大丈夫!圧倒的に oo で「うー」の方が多いですから。
  • 歯が1本は► toothですが、何本かのことなら► teeth