このサイトを作ったスーパーファジーと申します。
遠い昔、大学生だった時「なすは英語でなんて言う?」と教授に問われ「キューカンバー!」と叫んだのは私です。
…良い子はaubergine(英)かeggplant(米)と覚えましょう。cucumberはきゅうりです。
ある時、4歳と1歳の子供を連れアメリカで生活することになり、英語が全くわからない子供のためになんとかしなくちゃと焦った時、出会ったのが「フォニックス」でした。というか、アメリカの小学生が最初に習うことの一つがフォニックスだったのです。
u = あ、だったんですね。
私なんて、最初にフォニックスで short U sound という言葉を目にした時、「ゆー」の短い音ってことは「ゆっ」てこと?って真剣に思いました。馬鹿ですね〜。(「あ」ですよ、みなさん!)アメリカでは u = あというのは、本当に基礎の基礎として、小学校1、2年生で叩き込まれます。bus とかbut とか、そう言われてみれば確かに「あ」ですよね。でも私、なんで叩き込まれてないんだろう・・・。
フォニックスには、目からウロコの情報がたくさんありました。思えば中学生の頃、英単語のつづりはローマ字読みで必死に覚えたものです。今でもスペリングは本当に苦手です。
タイムスリップして、田舎に住んでた昔の自分に「フォニックスっていう便利なものがあるんだよぉ~~~」と教えることは出来ないけれど、同じようにローマ字と英語が混同している日本の子供たちがいたら、少しでも役に立ちたい。そう思い、このサイトを作りました。
『あいうえおフォニックス』では・・・
たとえば「あ」の音。英語の「あ」という音はたくさんの種類があり /æ/、/ɑ/、/ɜ/、/ʌ/、/ə/、表記方法もさまざまです。でも一つ一つの音をどんなに上手に再現できても、ir = あーを知らなかったら、単語を覚えるのは大変です。stirを「スティア」と読んでいては、通じるものも通じません。► stir(詳しくは「くらい あー ur / ir / er」の回で)
(*ウェブサイト開設以降、たくさんリクエストをいただいて、現在は子音のページなども足しています。今は週に1回のペースで YouTube に新しいコンテンツを上げているので、母音をマスターした人は徐々に、『あいうえおフォニックス』のYouTubeチャンネルもご覧ください。)
また、すでに日本で「フォニックス」を学んだことがある方へ。
『あいうえおフォニックス』と日本で一般的に教えられているフォニックスの違いをまとめてみました。『おまけ|これが日本のフォニックス?』もぜひご参照ください。
フォニックスで英語を勉強したのはむしろ私。子供はあっという間にし、今では私に英語を教えてくれるまでになりました。
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これは私のささやかな夢ですが、このサイトが少しでも「英語で」学ぶことにつながるといいなあと思ってます。というのも、今の世の中、英語ならいろんなことが「タダで!」学べるんですよっ。(そんなことも知りませんでした!)もともと映像企画の仕事をしていた私ですが、ウェブサイトやアニメーションを自分で作るのは初めて。でも英語でググることができると、おばちゃんでもなんとか出来ます。
Learn to Read から Read to Learn へ。
『あいうえおフォニックス』で学ぶ英語の基礎が、いつかその次の大きな冒険につながるように。
ご意見ご質問ご感想、なんでもお待ちしています。たくさんの子供たちにフォニックスを知ってもらって、もっと楽しく英語に接してもらえたらといいなあと思っています。